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APO、「3Rに関する視察団」を経済産業省・JPCと主催2012/09/25


ホテルニューオータニの発電設備・一体型エネルギー管理システムを視察する参加者

国際機関APO(アジア生産性機構)は、日本国経済産業省および公益財団法人日本生産性本部の協力の下、2012年7月24日〜27日に、3R(Reduce:抑制、Reuse:再利用、Recycle:再資源化)の取り組みについて学ぶ「3Rに関する視察団」を開催し、APO加盟各国より18名の参加者を迎えました。

昨今の世界的な金融情勢を鑑み、本事業では利用可能な資源、とりわけエネルギーの効率的・効果的利用に焦点を置き、ひいては中小企業の競争力強化を目的として実施しました。経済産業省、国際連合地域開発センター(UNCRD)および鳥取環境大学から専門家を迎え、組織における3Rおよび資源効率化に関する導入や適用方法、またその管理手法や技術について学びました。

田中勝・鳥取環境大学サステイナビリティ研究所所長は、「参加者は製造、流通、消費、そして廃棄物管理の各段階においていかに材料やエネルギー資源の消費を抑えるかについて学びます。これは私たち一人ひとりにとって、生活のあらゆる側面に応用できる知識になります。企業にとっては、3Rの導入により材料やエネルギー、廃棄物処理にかかるコストが削減できるばかりでなく、企業イメージの向上、操業効率の改善、競争力アップなどにもつながります。各国にとって3Rは、製品やサービスの生産性と国際競争力が高まることで雇用対策に役立ちます」と主張しました。

チャウダリー・ルドラ・チャラン・モハンティUNCRD環境プログラム・エキスパートは、「今回の『3Rに関する視察団』は、途上国が資源効率化の分野における日本の先例に学ぶ重要な機会であるとともに、『アジア3R推進フォーラム』の目的である低炭素、循環型社会の構築に向けての基盤となる」と指摘しました。

視察団は、中小企業による独自の3R導入に向けた能力の強化を主眼とし、日本におけるベストプラクティス、環境管理ツールとしての3R、エネルギー効率化など、多岐にわたって検証を行いました。

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