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生産性本部代表者会議、フィジーにて開催2013/11/01

開会挨拶を述べるバイニマラマ・フィジー国首相(写真右)とAPO事務局長・天野万利
開会挨拶を述べるバイニマラマ・フィジー国首相(写真右)とAPO事務局長・天野万利

第54回生産性本部代表者会議(WSM)が、10月29~31日、フィジーのナンディで開催されました。この会議にはAPO加盟国における生産性本部(NPO)・農業団体から33名の代表者、10名のアドバイザーが集まりました。会議出席者は今後3日間にわたり、2014年のプロジェクトの最終ラインアップを確認するとともに、2015/2016年の2年間の新たな事業計画について話し合いました

会議はフィジー国立大学の学長を務めるガネシュ・チャンド博士の歓迎の挨拶で始まり、博士は「この地にお集まり頂いたことは、APOの使命であるアジア太平洋地域での生産性の向上、地域住民の生活や生活水準の改善の必要性を、皆さんが強く認識されていることを改めて示すものです」と語りました。この挨拶に続き、フィジーのジョサイア・ヴォレンゲ・バイニマラマ首相が主賓として開会挨拶を行い、「フィジーは、APO加盟各国から学んだことを活かして、生産性の向上と質の重視を図っています」と述べました。また会議出席者に対し、「全諸国が、その規模や地理的地域、資質に関わらず、富を生み出し、国民の社会経済状況を改善するという夢を共有しているのです」と語りかけました。

このWSMでは、フィジーのNPO代表であるカムレッシュ・プラカッシュ氏が議長に、スリランカのNPO代表であるダミサ・デ・ゾイサ博士が副議長に選ばれました。またAPO新事務局長・天野万利が就任後初めてのWSMで発言し、APOが新たに取り組むべき生産性の領域について、「生産性に関する取り組みの強化、ソーシャルマーケティング、変革管理、ジェンダー主流化などを進めたい」と述べました。更に自らのビジョンや重点を、妥当性、透明性、生産性の3つの要素に基づいて紹介し、その他の国際組織やコーネル大学などの機関との協働を進めるうえで、「APOは、より柔軟なアプローチを新たに取ることが必要になる」と指摘しました。

2013年のWSMならではの特徴として、会議出席者の提言を受け、会議初日にドイツの専門家であるモハン・ダモサラン氏がファシリテーターを務め、4つの分科会セッションが行われました。ダモサラン氏は、開発成果マネジメントや能力開発の分野の幅広い経験があり、欧州、アジア太平洋、及び中東地域では、こうした分野において数百に及ぶプログラムを手がけてきました。今回の分科会セッションは、APO加盟国の生産性改善に向けた協働戦略を策定するうえで重要な要素であると同氏は指摘しました。これらのセッションでは、APOの戦略的方針であるNPO強化および中小企業振興・地域発展、イノベーション主導の生産性向上とネットワーキングの推進、及び緑の生産性の促進をテーマに課題や可能性が模索されるとともに、戦略的方針を期待の成果につなげるための効果的プログラムが特定されました。更にWSMの2日目に行われた合同セッションにおいて、各分科会セッションの勧告内容が発表されました。

本WSMの最終日、会議出席者はラウトカのナブツにあるOcean Soaps社を視察後、戦略的計画セッションの報告書を採択しました。

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開会式の挨拶およびAPO事務局長の事業計画基本方針(英文)

開会挨拶(ジョサイア・ヴォレンゲ・バイニマラマ・フィジー国首相)

歓迎の挨拶(フィジー国立大学学長・ガネシュ・チャンド博士)

APO事務局長・天野万利の事業計画基本方針

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