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APO新事務局長のご紹介2013/09/01

APO Secretary-General Mari Amano
天野万利 APO事務局長

9月16日、天野万利氏が第10代APO事務局長に就任しました。天野氏は、2013年5月に東京で開催された第55回APO理事会において、満場一致で、山崎隆一郎第9代事務局長(9月15日に任期満了)の後任に選出されました。

天野新事務局長は東京大学経済学部を卒業後、オックスフォード大学ハートフォード・カレッジに留学し、社会学の学位を取得しました。1973年に外務省に入省以来、連合王国(1976年)、クウェート(1987年)、タイ(1994年)、米国(1996年)等の大使館で勤務したほか、東京の外務省では経済局の複数の課(1978年、1984年、1989年)や経済協力局(1980年)に勤務し、官房報道官組織海外広報課長(1992年)、経済局総務参事官(1998年)、総合外交政策局国際社会協力部審議官(2000年)などのポストを歴任しました。

その後、2001年から2004年まで米国テキサス州の在ヒューストン総領事を務め、2004年から2007年まで朝鮮半島エネルギー開発機関(KEDO)事務局長代行として北朝鮮に対する原子炉供与プロジェクトの中止・撤退の指揮を取りました。更に2007年から2011年まで経済協力開発機構(OECD)事務次長を、2011年9月からAPO事務局長就任直前の2013年9月まではスイスのジュネーブにある軍縮会議日本政府代表部の特命全権大使を、それぞれ務めました。

天野新事務局長はAPO事務局での就任にあたり、「急速に変化する世界のニーズにより即したAPOにしたい」との抱負を示し、「APOを最も高い生産性を誇る国際組織へと高めていきたい」と語りました。

また新事務局長は、アジア太平洋全域のAPO加盟国・地域に対する期待として、グリーンテクノロジー、女性、サービス産業等の分野の重視を挙げ、「APO各加盟国、理事との間で堅実な信頼・友好関係を築いていきたい。そのために、就任初年度中に各国首都を訪問したい」と話しました。また、「APOは、ミャンマー、ブルネイ、アラブ首長国連邦や、アフリカ諸国などAPO非加盟国との関係拡大も視野に入れるべきだ」と指摘しています。

APOは、天野新事務局長の40年にわたる多彩な外交経歴と、経済開発、環境問題、マネジメントなどの分野での豊富な経験に裏打ちされたリーダーシップの下、引き続きAPO加盟国・地域の持続可能な発展に貢献することに努めます。

既婚、三女あり
趣味:セーリング、ワイン収集

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