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日本・タイ両国の経験から学ぶ一村一品運動のワークショップ2006/12/13

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ワークショップ参加者は大分市内のショッピングセンター・あけのアクロスタウン内にある一村一品産品の直売コーナー「木の花ガルテン」を見学

APOは12月13日から23日までワークショップ「一村一品運動によるメコン川流域の総合地域社会開発」を一村一品運動発祥の地である大分県と同運動を取り入れたタイで実施しました。(APOはこのワークショップの準備も兼ねて2006年10月に平松守彦・前大分県知事によるテレビ講義を実施しています)

約25年前に大分県で始まった一村一品運動は、各地域が特産品とする少数の産品の生産に資源を集中し地域ブランドを確立して販売戦略を展開する運動であり、商品の生産と地域の誇り、さらには人材開発を組み合わせた地域活性化策です。


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大分市由布市湯布院町の「きのこセンター」を訪れ説明を聞くワークショップ参加者

今回のワークショップは大分一村一品国際交流推進協会とタイ生産性本部の協力、日本政府(外務省)の特別拠出を得て開催され、メコン川流域諸国(カンボジア、ラオス、ベトナム、ミャンマー)における一村一品運動型の、持続可能な地域開発の促進に向けて各国から政府、生産性本部、中小企業、地域生産者、マスメディアの代表者6名ずつ計24名が参加しました。

ワークショップでは8人の専門家による講義に加えて――


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タイ・バンコク近郊の展示場で開催されたOTOPシティ(タイ版一村一品運動の生産品展示会)

(1)先進的農家や産品の直売施設、OTOPシティ(タイ最大規模の一村一品展示会)などの視察を通じて大分とタイの成功事例を学び自国への適用の視点から比較・分析
(2)2006年のカンボジアにおける一村一品国民会議(議長フン・セン首相)の設立など、メコン川地域における一村一品運動型の地域活性化策の現状と今後の課題を共有
(3)一村一品運動の自国での促進に向けて集中的に取り組むべき課題、行動すべき機関、実施時期、他の関連事業との連携などを盛り込んだ行動計画を策定しました。


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ワークショップ参加者は刃物を「一品」として製造するタイ・アユタヤ県の村を訪問

APOとしても、各国における行動計画の着実な実施を後押しするため、各国の一村一品運動の普及に向けたセミナーの開催を支援するなど、フォローアップを行っていきたいと考えています。

ワークショップ 大分県での訪問先
・大分一村一品国際交流推進協会(大分市)
・あけのアクロスタウン(大分市)
・大分県竹工芸・訓練支援センター(別府市)
・宇佐市安心院町松本集落
・アトリエとき(由布市湯布院町)
・きのこセンター(由布市湯布院町)
・大草原の小さな牧場 みるく村(由布市湯布院町)
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