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生産性本部代表者会議、シンガポールにて開催2015/10/22

第56回生産性本部代表者会議(WSM)が2015年10月20~22日、シンガポールで開催され、APO加盟国・地域の生産性本部(NPO)・農業団体から35名の代表者と19名のアドバイザーが出席しました。また、アジア太平洋総合農村開発センター(CIRDAP)、汎アフリカ生産性協会(PAPA)、シンガポール生産性協会(SPA)、シンガポール生産性センター(SPC)、シンガポール・イノベーション・生産性協会(SiPi) 、ソロモン諸島からオブザーバーも参加しました。主な議題は、2014年プロジェクトの評価の採択、2016年APO事業計画の再確認、APO新2カ年事業計画(2017–2018年)の審議でした。

挨拶を述べるシンガポール貿易産業省・教育省のロー・イェンリン・政務次官

挨拶を述べるシンガポール貿易産業省・教育省のロー・イェンリン・政務次官

開幕にあたり、シンガポール貿易産業省・教育省のロー・イェンリン(Low Yen Ling)政務次官から挨拶の言葉があり、「国の持続的な経済成長のために生産性向上は不可欠である。これによって資源利用のさらなる効率化と高い価値の生産が可能になり、経済の競争力を高めることができる」と述べました。さらに、生産性向上による主導的な国際組織への変貌をめざすAPOビジョン2020は、加盟各国・地域の市民のために優れた職を創出するという点で高尚であると高く評価しました。

シンガポール国APO理事チュー・モクリー(Chew Mok Lee)氏は歓迎の挨拶の中で、「APOそして加盟各国・地域の生産性本部の全体において、生産性、経済発展、政策立案に関する豊富な経験と知識が蓄積されている」と述べ、「このような組織としての知識を活用して、生産性本部が相互に協力して各自の役割を果たし、各国のニーズを満たしながらアジア太平洋地域の社会経済全般の発展をめざすべきである。最後に、この3日間の会議で生まれたアイデアが実行に移されることを願う」と語りました。

歓迎の挨拶を述べるチュー・モクリー・シンガポール国APO理事

歓迎の挨拶を述べるチュー・モクリー・シンガポール国APO理事

本WSMの議長にはチュー・モクリー・シンガポール国理事、副議長にはカマルディン・モハマッド(Kamaruddin Mohamad)・マレーシア国生産性本部代表が選ばれました。天野万利APO事務局長は、APO加盟国・地域の今後の活動について触れ、「このたび理事会の承認によりフィリピン生産性本部を公共部門の生産性のセンター・オブ・エクセレンス(COE)に指定した。新たなCOEは、加盟各国にとって重要なテーマについて公共部門の知識とベストプラクティスを学習、刷新、共有するためにマスタープランを策定し、関連する活動を実施する」と報告しました。さらに、国際的な活動としては、「OECD開発センターと協力し、APO加盟国・地域の経済および関連政策における生産性向上の傾向を分析する生産性概要レポートを発行する準備を進めている。2016年半ばに発行する予定である」と述べました。

天野万利APO事務局長

天野万利APO事務局長

総会の第一合同セッションでは、APO事務局からAPO連絡官企画会議とAPOビジョン2020のロードマップについて報告がありました。続いて、2017–2018年プロジェクトの優先順位の判断基準、APOデジタルラーニング事業の拡大案について発表がありました。

第二合同セッションでは、各国・地域の生産性本部がイノベーション戦略とフレームワークについてそれぞれ事例を交えて紹介し、将来のAPO事業に関して優先すべきイノベーション分野や能力について様々な提案を示しました。

第一戦略的計画セッションでは、代表者がグループに分かれ、セルフラーニング用の重要な生産性学習テーマについて議論しました。翌日はグループごとにどのような視点、提案、推奨事項が出されたかを発表しました。

二日目は、第二戦略的計画セッションにおいて2016年APO事業計画の再確認、APO 2カ年事業計画(2017–2018年)の審議が行われました。

最終日には、アメリカ生産性品質センターのマスタークラスとネットワーク・セッションが行われました。

WSM6 Group Photo

写真提供:SPRING Singapore

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