スペシャルイベント 2008
トップマネジメントフォーラム
グローバル競争下で成功する企業戦略を学ぶ
2008年3月2日〜3月6日
実施場所:京都
協力:経済産業省・(財)社会経済生産性本部
![]() |
| 開会式に出席できなかったAPO事務総長竹中繁雄から参加者に対しビデオメッセージが送られました。 |
APOが1985年以来、経営者、労働組合リーダー、政府幹部の生産性向上への理解と支援の促進を目的に毎年京都で開催している「トップマネージメントフォーラム」。23回目となる今年は「グローバル競争下における革新的企業戦略」をテーマに3月2日から6日まで経済産業省と社会経済生産性本部の協力を得て開催されました。
グローバル経済において、APO加盟国企業が競争力を維持するためには革新的な企業戦略やビジネスモデルを展開していくことが必要とされています。そのためにどのような経営者のリーダーシップ手腕が発揮されるべきかを議論し、学ぶためにAPO加盟17ヶ国より36名が参加し、関西生産性本部を通じて8名の日本人聴講者が出席しました。
![]() |
| 自社のグローバル戦略を説くハリクリシュナ・バート・ウィプロ・ジャパン代表取締役副社長 |
日本企業の優れた経営戦略・例を紹介するのが例年のトップマネージメントフォーラムの主旨でしたが、今年は日本企業4社に加え、ITサービスを世界の企業に提供し成功を収め、注目を集めているインド企業ウィプロの日本法人ウィプロ・ジャパンから講師を招きました。創業時は主に食用植物油を取り扱っていたウィプロ社は、インド市場向けハードウェア製造を経て、現在は製品開発から財務、人事、販売、物流など広範囲な企業活動をITサービスの側面から総合的にサポートしています。同社は2006年にはBusinessWeek誌の革新的企業トップ25に選ばれるなど、高い品質と顧客の満足度を誇っています。(本フォーラムの講演者、講演タイトルはこちら)
講演の中で山田英夫・早稲田大学教授は昨今の技術革新、規制緩和、賢くなるユーザーがビジネスモデル競争の時代を作っていることを指摘し、従来の製品競争だけでなく、「自社固有のビジネスモデル」、「他社追随ではなく、開発段階から設ける仕組みを考える」ことの必要性を説きました。
米山茂美武蔵大学教授はグローバル経済の中で地方企業でありながら競争力を保ち国際的な事業を展開しているアジアの企業を紹介し、新興企業のための新競争戦略のあり方と課題を説明しました。
APOは毎年トップマネージメントフォーラムの講演記録(英語)を出版しています。「技術とイノベーションの戦略的マネジメント」をテーマにした2007年トップマネジメントフォーラムの講演記録はこちらからご覧頂けます。
![]() |
| 岡田圭介全日本空輸常務取締役執行役員 |
![]() |
| 中村淳良シャープ生産技術開発センター所長 |
2008年トップマネジメントフォーラム
講演プログラム
講演1.
「革新的企業戦略:ビジネスモデル競争の時代」
早稲田大学 ビジネススクール教授 山田英夫氏
講演2.
「アジア・ナンバーワン エアラインを目指して」
全日本空輸株式会社 常務取締役執行役員 岡田圭介氏
講演3.
「モノづくりへのこだわりとグローバルトップ戦略」
シャープ株式会社 生産技術開発センター所長 中村淳良氏
講演4.
「世界が求める日本国産ブルーデニム」
カイハラ株式会社 代表取締役 会長 貝原良治氏
講演5.
「戦略的企業提携―自動車産業における企業間学習」
立命館アジア太平洋大学 兼任講師 谷川達夫氏
講演6.
「日本発の世界企業を目指して―味の素の挑戦」
味の素株式会社 常務執行役員 前田宏一氏
講演7.
「Applied Innovationによる顧客価値の実現―
ITワールドリーダーへのグローバル戦略」
ウィプロ・ジャパン株式会社 代表取締役副社長 ハリクリシュナ バート氏
講演8.
「躍進するアジア企業の競争戦略」
武蔵大学 経済学部教授 米山茂美氏
![]() |
| フォーラム参加者 |
![]() |
![]() |
| 最終日に参加者は島津製作所三条工場を視察。同社の歴史や半導体・フラットパネルディスプレイ、分析・計測機器、医用機器、航空機器など幅広い企業分野におけるグローバルな事業展開について説明を受けました。 | |







