いつも国際機関APOのウェブサイトをご覧頂きましてありがとうございます。私どもの組織はおかげさまで創立以来47年を迎えます。ある調査によりますとフォーチュン米企業500社番付(FORTUNE500)を連ねる一流企業の大部分が創業より40年から50年の歳月を重ねているそうです。組織の年齢だけでいうと我々もFORTUNE500と肩を並べると言えましょうか。
一方別の調査によりますと、どの組織にも持って生まれた寿命があり、しかしその多くがこの寿命を全うせずに早死するそうです。そして周りの環境や状況の変化にその組織がついて行けなくなることがその最大の原因のようです。
そこで私も2004年9月にAPO事務総長に就任して以来、APOが新しい時代に合った組織になるよう改変に努めました。6部制だった組織は4部制にスリム化され、3年の間に専門職以上の職員の3分の1は平均年齢30歳代の若い人に入れ替わりました。事務所からは個室を減らして会議ができるスペースを大幅に増やしました。このように、この3年間である程度の成果があったと思っています。
こうした組織上の問題はまだ完了したわけではありませんが、これからは徐々に改革の対象が組織から業務内容に移るべきではないかと考えています。例えばeラーニングの受講者数は一昨年の350人から昨年の800人へと大幅に増加しましたが、ITを使った事業の拡大充実は今後大きな可能性を秘めています。地域的にはグローバル化時代の今日、アジア太平洋の国々の間での切磋琢磨に満足せず、サービス部門等で先を行く欧米諸国から謙虚に学ぶべきでしょう。植民地時代の後遺症から抜け出せないアフリカ諸国に協力の手を差し伸べることも大切です。また、単に量だけでなく質と環境と安全に十分に配慮した生産性を向上するための新しい概念や考え方も貪欲に取り上げていくべきでしょう。
今年はすでに昨年あたりから始まっているこうした動きをさらに加速できる年にしていきたいと思っています。このサイトではこうした動きの中で新規のプロジェクトをはじめ、皆様に興味をもって頂けそうなものをできるだけ多く紹介したいと思っておりますのでご期待下さい。そして今年も国際機関APOに対するご支援を宜しくお願い致します。
今年が皆様にとって良い年になりますように。
国際機関APO事務総長 竹中繁雄
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