組織

APOは、理事会、各国生産性本部、そして事務局長が率いる事務局で構成されています。
理事会
理事会は、APOの最高意志決定機関であり、加盟各国の政府によって任命された理事によって構成されています。年1回開催される会合では、事務局長による年次報告、会計監査によって承認を受けた決算報告を受け、事業の予算と事業計画、戦略的重点分野、方針を決定します。
生産性本部代表者会議​
各加盟国には生産性運動の推進組織として政府の指定する生産性本部が設置されています。生産性本部はAPO事業の企画・実施機関としての役目を担っており、それぞれの政府から支援を受けて生産性向上のための事業を実施します。生産性本部代表者会議は毎年開催され、前年度の事業評価を行い、翌年以降に実施される事業プランや生産性に関する課題や加盟国の新たなニーズについて検討を行います。
事務局長
事務局長は理事会によって任命され、事務局の業務を指揮・監督し、定期理事会および特別理事会を招集する責任を負います。事務局長の責務は主に、二ヵ年事業計画と予算案を作成し、理事会の承認を得ることです。また、APOの活動に関して年次報告書を提出する責任があります。さらに、理事会の特別セッションの議題に関する情報と文書の提出および開催や、その他の会議の開催などの責務を遂行します。
APO事務局
事務局はAPO事業の執行機関であり、事務局長の指揮の下に運営され、理事会による決定事項を実施します。また、各国生産性本部と協議しながら、連携して事業の企画・準備・調整・実施まで行います。加盟国・地域の裨益のため、他の国際機関や政府、民間組織とも連携しています。