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第52回生産性本部代表者会議 ラオス・ビエンチャンで開催2011/11/18

photo2第52回生産性本部代表者会議開会式

10月18日から20日にかけて「メコンの宝石」と称えられるラオスの首都ビエンチャンにて開催された第52回生産性本部代表者会議(WSM)にはAPO加盟国の生産性本部代表者19名、農業部門代表者18名の他、加盟国生産性本部10カ国より20名のアドバイザーが参加し、2012年のAPO事業計画の再確認と2013–2014年二ヵ年事業計画について審議しました。会議にはオブザーバーとして国際連合食糧農業機関(FAO)より1名、アラブ首長国連邦・連邦人口統計評議会(Federal Demographic Council)より2名が出席しました。

開会式では開催国を代表した歓迎の挨拶でナム・ヴィニャケート・ラオス工業商業大臣がAPOが設立時から果たしてきた加盟国地域の生産性促進における重要な役割と、APOとの相互協力によってラオスが世界の経済成長に追いつくきっかけとなったことについて、その功績を賞賛しました。続いてスッチャイ・シソボーン・ラオスAPO理事代理より開会の辞が述べられました。

本会議は議長にスッチャイ氏、副議長にインドネシア生産性本部の代表者ユナニ・ロアイダ氏を満場一致で選出しました。会議の冒頭で山崎隆一郎APO事務総長は昨年度の業績および将来の事業方針を説明し、ラオス政府にむけて本会議主催への感謝の辞を述べました。

会議第一部においては、2010年度実施事業評価報告の発表に続き、APO事務局専門職員によって、2013–2014年の事業計画、重点分野、eラーニング 、および参加者の事業直前のキャンセル問題などついてプレゼンテーションが行なわれました。

会議第二部では、各国代表者がそれぞれの国別報告の中で、1) 生産性本部の生産性促進への役割、2) 中小企業の競争力の強化方法、および3) いかに革新と持続的発展を促進するか—について発表し、これらは今後のAPO事業の方向性を決める参考となりました。

2日目には出席者が工業・サービス業部門と農業部門の二つの委員会に分かれ、具体的な2012年の事業、および理事会において合意された2013–2014二ヵ年の事業の詳細について検討しました。2013–2014年の実施事業数は次回理事会の予算承認により決定されます。工業・サービス業部門の委員会はインド生産性本部の代表者N.C. バスデバン氏、続いてカンボジア生産性本部の代表者イー・ブンナ氏、農業部門の委員会はラオスの農業部門代表者カムタン・タダヴォン氏がそれぞれ議長を務めました。工業・サービス業部門委員会では以下の要望が寄せられました。1)他の国際機関との協力によりAPOのトレーニングコースの認知度を高める、2) ある特定の分野においては基礎・中級・上級コースを設定する、3) eラーニングの拡大、4)事業にかかる費用の回収法の模索。また農業部門委員会は、プロジェクトの事後評価の強化、さらに気候変動や国際市場の貿易システムの変化への対応を支援するプロジェクトの拡大を提言しました。両委員会の議長は3日目の全体会議にて各委員会の議事録を報告しました。

3日目午前中はヴィエンチャン市内の視察が行われ、ほとんどの参加者にとって今回が初めての訪問だったこともあり、ラオスの文化、歴史、伝統工芸品を理解する貴重な機会となりました。同日午後の閉会式において、本会議は2012年の理事会に提出される本WSMの報告書と議事録を承認しました。オブサーバー代表としてアラブ首長国連邦・連邦人口統計評議会のサイード・アブダラ氏が、各参加者への感謝と今後のアラブ首長国連邦とAPOおよび加盟国との生産的協力関係の構築への期待を述べました。

閉会の挨拶で山崎事務総長は開催国ラオス政府およびラオス生産性本部に対し、会議の成功に謝意を表し、会議内で出された意見と事業ラインナップの変更事項はAPO事務局にまとめられ、2012年のAPO理事会の議案として提出すると述べました。開催国を代表して議長のスッチャイ氏は参加者の再来訪を心待ちにしていると述べ、第52回WSMは成功のうちに幕を閉じました。

 

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