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第52回APO理事会閉幕2010/04/22

4月20日からクアラルンプール(マレーシア)で開催されていたAPO理事会が22日、閉幕しました。

本理事会では2011年と2012年の事業予算、それに対する加盟国の分担金が議決されたほか、APO事務総長・竹中繁雄の本年9月の任期満了にともない、次期事務総長として日本国政府推薦の山崎隆一郎氏が満場一致で選出されました。

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4月21日、クアラルンプールのAPO理事会で日本の方針指導発言をする須永和男・外務省国際協力局参事官(APO理事代理)

日本の代表として本理事会に出席したAPO理事代理である須永和男・外務省国際協力局参事官は各加盟国による方針指導発言の中で、アジア太平洋地域のサービス部門の生産性向上の重要性を上げ、多様な側面を有するサービス部門の特徴を踏まえた上で、APOのノウハウが効果的に訴求できる領域を見つけて関連事業に着手することが肝要であると言及しました。さらに、これまで生産性を測ることが難しいとされてきた公共部門においても生産性向上の余地はあると述べました。また、APO事務局の拠点国として、事務局による様々な財政改革を評価し、今後も他の国際機関等との連携ネットワークを広げることにより、事業をより効率的・効果的に実施することに期待を表明しました。

日本の生産性本部である公益財団法人・日本生産性本部の代表として同理事会に出席した松川昌義・常務理事はサービス部門の生産性向上とイノベーションの促進をAPO加盟国の共通の戦略として挙げました。また、APOが2004年より加盟国で開催しているエコプロダクツ国際展が生産性向上と環境保全の両立をAPO地域に広めていると高く評価した上で、同国際展の継続を支持すると共に、サプライチェーン・マネジメントのような企業分野での緑の生産性を意識した実践的な取り組みが重要であると強調しました。

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4月22日、APO理事会の閉会挨拶を述べるAPO事務総長・竹中繁雄

閉会の挨拶でAPO事務総長・竹中繁雄は各加盟国から出された提案や意見を真摯に受け止め、今後の事業計画に反映できるよう検討すると述べました。また、6年に亘るAPO事務総長任期中の各加盟国協力に謝辞を述べ、次期APO事務総長へも同様の協力を積極的に供するよう要請しました。(APO事務総長・竹中繁雄の閉会式挨拶<英文>はこちら

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