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2014年 天野万利事務局長 新年挨拶2014/01/01

2014年 天野万利事務局長 新年挨拶

2014年を迎えるにあたり、皆様が幸せで健康な、そして生産的な一年を過ごされますようお祈り申し上げます。

2013年、アジア生産性機構(APO)は新たな取り組みを加え活動を行いました。
3月にはシンガポール政府の支援のもと第8回エコプロダクツ国際展を盛大に催し、約100社・団体が参加しました。

また『APO生産性データブック2013年版』には、パキスタンとスリランカの全要素生産性の計算を含めるなど、新たな特徴を加味しています。さらにスマートフォンアプリを介した生産性統計の利用も、今後大いに期待されます。

6月には、APO連絡官が戦略的計画会議に集まり、APO事業の計画と実施について話し合いました。10月に開催された生産性本部代表者会議では、分科会セッションを通して生産性本部代表者の対話が促進され、APOの戦略的重要分野に関する協議が進められました。

緑の生産性(GP)の分野では、GP卓越センター(センター・オブ・エクセレンス)がGPに関する国際フォーラムの開催と同時に発足し、現在の環境問題や今後の動向に関する審議が図られています。今後は、GP卓越センターのもと、ニーズ調査の勧告に従って、GP活動を強化していきたいと考えています。

また第1回アジア食品アグリビジネス会議を、バイオテクノロジーと国際競争力をテーマに台北で開催しました。この政府及び業界リーダーのための年次会議は、アジア太平洋地域の農業、アグリビジネス、及び食品業界の発展に今後も役立つものとなるでしょう。

生産性向上に関するメッセージを広げることを目的に開催した、報道関係者対象の農業における技術開発・生産性向上の取り組みに関わる視察研修ではマスメディアとの幅広い交流が行われました。これによりマスメディアの注目を継続的に集めており、2014年にも同様のメディア関連プロジェクトを行う予定です。

さらにAPOは、日本政府からの特別拠出金による3つの事業を実施しました。そのうち太陽光発電・太陽電池技術視察研修、自動車産業労使関係ワークショップはメディアの大きな関心を集め、新聞やテレビでも取り上げられました。またアジアの後発開発途上国における食品サプライチェーン管理能力強化のための特別プログラムでは、2013年も継続してカンボジア、ラオス人民民主共和国の国内活動を支援しました。同プログラムのもと複数のAPO加盟国を対象にした農業生産性向上のための革新的農業管理慣行に関する日本での視察研修事業は、その他の加盟国の食品業界、コミュニティにも貢献しました。

国際エネルギー機関、コロンボ計画、アジア開発銀行、アジア開発銀行研究所との共同事業は、APO加盟国・地域内の能力開発に新たな次元をもたらしています。さらにAPOはコーネル大学や他の国際機関との連携を進め、APOの活動範囲、認知度の拡大を図っています。

2014年は、まず3月13日から16日にかけて、中国生産性中心(台湾の生産性本部)、及び台湾経済部国際貿易局の強力な支援のもと、台湾で第9回エコプロダクツ国際展を開催します。また第3回緑の生産性世界会議も主要行事として予定しています。

さらにAPO加盟国の拡大に向けて、アジア太平洋地域を超えた活動も進めていきます。これにより、全関係者に恩恵がもたらされることになるでしょう。

本年も連帯と団結の精神に基づき、「生産性向上を通してアジア太平洋地域の持続可能な社会経済の発展に貢献する」というAPOの使命を果たし続けてまいります。

皆様にとって本年が輝かしく、生産性的な1年になりますように。

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